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2024年8月

2024年8月31日 (土)

津呂さんお疲れ様でした!&産休による歯科助手増員リクルート開始

8月も今日でラスト、明日からもう9月です。

9月の和名は「長月」です。いわれは諸説ありますが、だんだん夜が長くなる「夜長月」を略したもの、長雨が続く「長雨」から転化した、「稲刈り月」が訛った…などなど9月は季節の移ろいや月にちなんだものが多いようです。

まだまだ日中は酷暑ですが朝夕などはなんとなく夏の終わりを感じるようになってきたような気がします。

一雨一雨秋に近づくという言葉がありますが、早く実りの秋になってほしいものです。

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8月末に当院で3年半勤めてくれた津呂が退職しました。

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結婚でこれからはご主人の飲食店を手伝うとの事です。

津呂はとても控えめで万事に対して大人の配慮ができるスタッフでした。患者様と知り合いが多く気さくに対応してくれたり、今までの販売職などの職歴を活かして物販で可愛いPOPを作ったりラッピングを工夫したりと販促にも力を入れてくれました。

特に新卒で入社した歯科衛生士たちに慕われており「入社した時から津呂さんがいたからすごく寂しい」と残念がっています。

私も津呂の社会人としての経験からくる思慮深さなど学ぶことが多かったです。私も津呂が退職するのがとても残念ですが、ご主人との夢を追いかけて今後は新しい道で頑張ってほしいと思います。

近くのお店なのでまたスタッフ達と一緒に食事に行けたらと思っています。

津呂さん、本当にありがとうございました。これからも頑張って下さい!

津呂の後任の歯科助手龍見も頑張って業務を覚えてくれています。覚えることが多くて大変ですがみんなでフォローしていきたいと思っています。

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津呂の続いてですが、歯科助手で12年勤務してくれているスタッフが年始頃に産休育休に入る予定です。

それに伴い歯科助手の増員を行います。

ちょうど龍見を採用してすぐに判明したので直近で続いての歯科助手リクルートとなりました。

龍見が入りたてという事もあり産休に入る直近ではなく余裕をもって一緒に業務をして覚えてもらえたらという事で早めにリクルートを出す運びとなりました。

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8月30日の地元新聞・紀伊民報に求人広告を掲載しております。詳細につきましては当院ホームページリクルートをご覧ください。

歯科未経験の方希望です。医療事務やホテル、販売などの基本的な社会人接客経験のある方を希望します。龍見も他職種からの転職組です。現在勤務中の方は入社時期考慮しますのでご遠慮なくお問合せ下さい。

募集期間は9月2日(火)~9月11日(火)までとなります。

みなさまのご応募お待ちしております。

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診療所です。

今年中に診察台3台を新しいものと買い替え予定です。その打ち合わせなどで大阪に行ったり歯科材料店の方や診察台メーカーの方、顧問税理士との稟議などでバタバタしております。

この秋に診察台がフルモデルチェンジになるらしく先日ショールームに見学に行ってきました。

その模様はまた後日ご報告いたします。できるだけ年内に入替をしてきれいに年明けを迎えられたらなと思っています。

夏休みは終わりましたが、診察は相変わらず混み合っております。口腔外科のため手術優先予約となっております。そのため虫歯・入れ歯・ケガ以外のお子様の虫歯治療全般・歯科検診などにつきましてはお問合せ内容によっては近隣の一般歯科へのご案内を行う場合がございます。何卒ご理解ご協力の程よろしくお願いいたします。

今週も混み合いますがスタッフ一同頑張りますのでよろしくお願いします。

 

 

2024年8月30日 (金)

産休育休のため歯科助手リクルート募集!募集期間:9月2日~11日まで(注意)エントリー13日まで→11日までに変更しました

※エントリー期間を13日(金)から11日(火)に変更いたしました。お問合せの方は早めにご連絡お願いします!

12年勤務している歯科助手スタッフがこの度年始辺りに産休育休に入る予定です。

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それに伴い歯科助手の増員を行います。8月30日付の地元新聞紀伊民報に広告を掲載しております。

もちろん県外、IターンUターンの方もOKです。詳しい内容につきましては まさご歯科口腔外科クリニックリクルート をご覧ください。

歯科未経験の方希望です。銀行やホテルフロント、販売、病院受付など電話対応や接客対応で即戦力になる方優遇です。現在勤務中の方は入社日考慮致します。

指導に関しては担当スタッフがきちんとついて行いますのでご安心下さい。

お問合せは

0739-22-0829 (担当:寺尾)

までホームページリクルート内容をご確認の上、診察時間内にご連絡下さい。

みなさまのご応募おまちしております。

2024年8月25日 (日)

【スタッフコラム】今週の担当:稲住

沖縄旅行

先週、2泊3日で沖縄に行ってきました。

初めての沖縄だったので何ヶ月も前からワクワクが止まりませんでした。

今回はthe観光スポット巡りをしてきました。

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まず那覇空港に到着し、国際通りに向かいました。先ずは、ホテルに荷物を預け食べ歩きを行いました。SNSなどで気になっていたアイスや沖縄名物タコス、ソーキそばなどを頂きました。どれも本当に絶品で感動してしまいました。また、歩く度に、シーサーに出会えて心躍りました。1日目は国際通り全体を満喫しました。

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2日目はレンタカーを借り、美ら海水族館、ふくぎ並木や古宇利島へ向かいました。その道中にある道の駅でサーターアンダギーを頂きました。重くなくサクッとしておりとても美味しく頂けました。美味しすぎて、3日目の朝も立ち寄ったぐらいです。(笑)2日目にして沖縄の海を見たのですが珊瑚が透けて見えるくらい綺麗で感動し、見惚れてしまいました。たまたま立ち寄った所で島唄を聴けたりと大満喫でした。

3日目は、アメリカンヴィレッジや、おきなわワールドに向かいました。やっぱり沖縄に来たらステーキとブルーシールのアイスを食べないと、との事で頂いてきました。沖縄の食べ物も景色もどこを切り取っても素敵で良い旅でした。

ひとつ言うなら2泊3日では足りない。です。(笑)

次は、スノーケリングなどのマリンスポーツを楽しみにいきたいと思います。

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今週のお花はコスモスです。

秋色に色づいており綺麗です。

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以上、稲住のコメントでした。沖縄良いですね!私もソーキそば大好きです。ぜひディープな離島系も制覇してみてください。

2024年8月24日 (土)

SLE治療薬サフネロー 15回目 「初診」の壁

膠原病の難病「全身性エリテマトーデス(略してSLE)」の新薬「サフネロー」点滴の治療記録です。

興味のない方は飛ばして下さい。

「サフネロー」の治療に関する患者目線のSNSが少ないので私の治療記録を記載します。今後同じ治療を受ける方の参考になれば幸いです。

過去の記事は SLE通院日記・サフネロー というカテゴリーを作っていますのでそちらに記事が入っています。

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※2024年8月に受けたサフネローの事を書いております。

早いものでサフネローの点滴を受けるのも15回目となりました。

新大阪駅の向かいのダイキンの広告看板の温度計は15時の時点で39℃でした。

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このキャラクターは「大チョピくん」と言うのですが、あまりの暑さで顔が紅潮し全身が青ざめてます。蜃気楼が出そうなくらいの灼熱地獄のホームだったので写真を写すスマホの手も狂ってしまい肝心の大チョピくんに電線丸被りという大失態です。

先月もホームで息をするのもしんどいくらいの暑さと湿度と書きましたが、今回はもう命の危険を感じるような暑さと湿度です。暑さで空気が肺に上手く入らない感じです。

通院はいつも前日に神戸入りして翌朝一番に病院へ行きます。

今回は神戸入りした当日に関節エコー検査、そして翌日朝イチからまた診察で2日連続通院の鬼ハードモードです。

前日の関節エコーは14時からで、なんとなくケチって炎天下の中ビミョーに駅から遠い病院まで歩いて行ったら頭クラクラ・顔面蒼白・汗とまらないで顔見知りの看護師さんに「まさごさん、顔色めっちゃ悪いやん。熱中症になってない?」と左手指と左ひじの関節エコーの検査の後に倒れそうな私に声をかけてくれてしばらくベットで休んで帰りました。病院にきて悪くなってあかんやん!と看護師さんにツッコまれました。

もうメンドクサイからこのまま診察してほしいんですが大きな病院は融通が利かないので翌日もう一度通院です。

さかのぼる事前回の通院後、人間ドックの結果「要精密検査」で連絡が入りました。

主人と私はハイメディック京大病院という人間ドックに年1回検査に行っています。通常の人間ドックよりも検査項目が多くフォローが手厚いのがウリです。

人間ドック後にハイメディックからすぐ電話がかかってくるのはだいたい嫌な知らせで、スマホの着信をみて何か引っかかったなとすぐに確信しました。

案の定、肺と大腸と乳房の要精密検査でした。肺と大腸に関してはPET-CTが光っているので至急受診してほしいとのこと。

PET-CTとは、静脈からFDG(ブドウ糖を含んだ放射線フッ素)を注射してCT撮影をすると、がん細胞はブドウ糖を多く取り込む習性があるのでがんと思しき部位が光る習性があり高い精度で診断が行える検査です。

肺に関してはここのところずっと痰が止まらず息苦しさを感じていたので自覚症状はありました。大腸は全く自覚なし。PETが光るという事はがんに限りなく近いかも、というサインです。いわゆる診断名で言う所の「○○がん疑い」です。

乳房に関してはマンモで今まで映っていないモノが写っている、でした。

ちょうど呼吸器内科は神戸の免疫内科の先生が次の受診の際に紹介初診を出してくれていたので予約していて、大腸に関してはおそらく大腸カメラ精査になるので近場での受診が良いとの事で田辺のクリニックへ、乳房は神戸の通院中の病院は乳房でめっちゃ有名なので再初診は一番早くて10月で受診することになりました。

というわけで、翌日。8時30分病院到着。ハイメディックから呼吸器内科への紹介状の封筒が大きくてかばんに入らず。夏の通院はただでさえ扇子などかさ張るのにA4の封筒は非常に荷物になります。

本日のお品書きは①採血採尿②免疫内科③呼吸器内科初診④サフネロー点滴 になります。

第一目的のラスボス免疫内科主治医には今回比較的待ち時間が少なく会うことが出来ました。ラスボスへの出会いが押すと必然的に他の科や処置の待ち時間も長くなるので「予約時間通り」に診察してもらえるともう☆☆超ラッキー☆☆(☆をつけたくなるくらい)と舞い上がりそうになります。

ハイメディックから「人間ドックであれこれ引っかかりましたからお知らせです」という主治医用の情報提供診療書を渡すと「あーPET光ったんや。ちょうど呼吸器予約とっててよかった。呼吸器初診担当の○○先生はガンたくさん診てる先生だから…。大腸は下剤飲むから地元でOKやね。僕的には大腸が心配やけど。乳腺はやっぱり劇混みだからだいぶ先の予約になるね。あ、橋本病でてきてるから気をつけないと」と手紙を見ながら言われました。

橋本病にかかっているのは知りませんでした。エコーとデータからこちらはまだ様子見で薬まではいらないかな、と言った感じらしいです。

いつものルーティンの検査結果は特に変わりなく、左手指と左ひじの痛みは今のところ骨の異常は見当たらずなのでリウマチ系ではなくやはり免疫系の異常でなにかしらの痛みが出てるのでは?とのことでした。

「今から呼吸器の初診、がんばってきてね…だいぶん待つよ」と主治医に背中を押されて次の呼吸器内科初診へと向かいました。

呼吸器内科外来は増築増築でガン細胞のように増えまくった別棟の端の端にあります。

受付にカルテとかさ張る紹介状をを出した時には待合室はゴホゴホ&ゼエゼエ患者多数、酸素を持っている方多数、みんな待ち時間長すぎて仮死状態でした。これは待つの覚悟がいるなと問診表を記入しながら感じました。

私は問診はけっこう細かく症状を書くタイプです。初めての初診医の前では緊張して伝えたい主訴を言いそびれてしまうので箇条書きで症状を書きます。

そして私も仮死状態の患者さんの一員となりました。

待つこと2時間経過。サフネロー点滴がなんやかんやで施術に40分~50分(待ち時間を除く)を考えるとこれ以上は帰りの予約している「特急くろしお」に間に合わないので意を決して受付に「和歌山から通院していて帰りの特急の予約をしているのとこの後点滴もあるのでまだですか?」と聞いてみました。

和歌山・特急予約している・点滴あり は効いたようで次に診てもらえるとの事。

やっと呼び出されて「こんにちは、お願いします」とドアを開けると、椅子がふんぞり返るくらいにふんぞり返った「いかにも慇懃無礼」な年配の男性医師が挨拶もせずにPCと紹介状のみを見てこちらに目さえ向けてくれません。

「あー、このタイプか…(私の心の声)」

私は初診が実は大の苦手です。

これだけたくさん疾患を抱えていろんな科にかかっていると、ドアを開けて入った時の第一印象でだいたいこの医師はこんな感じと分かってしまいます。私の一番苦手とするタイプです。今は若い医師が多いのでこの感じ系統は最近あまりお目にかからなかったのですが。

若くて当たりが良い免疫内科主治医が「たくさん診てる先生だから…」の「…」部分の言葉を濁す伏線回収ができたと感じました。

初診、とくに紹介状を持ってくるような紹介初診などはベテラン医師がまず診察をして診断が下れば下の医師に回したりします。なのでこの医師が超ベテランなのはよく分かります。

「あー…ハイメディックのPETねえ。あー…○○くん(免疫内科主治医)からも院内で初診依頼きてるけど。うーん」とうなってます。

沈黙が長いので「すみません、和歌山から来ていてこの後点滴もあるのでもう予約している特急の時間ギリギリなんです」と言うと「あー…看護師さん検査室…あ、もう連絡入れてくれてる?あー…今からんじゃあ検査行ってきて」と結局挨拶も顔も見る事すらなく検査室に行くことになりました。

おっちゃん、初めて会う人には挨拶は社会人の基本だろ?と感じながら肺活量などの生理検査を受けたのですが、その日はものすごく痰が絡んで肺機能検査が上手く出来ず。技師さんが呼吸器内科に連絡して痰がひどくて上手く採れない旨を伝えると「取り急ぎ今日はそれでいいらしいから診察室に戻って」と言われました。

検査から戻ってきて呼び出しがあり診察室に入るとやっと医師がコチラに向いて「あー…和歌山からきたの?くろしおで?ワシも若い頃に和歌山の○○病院に行っていた…」と話しかけてきました。

それ以降はまたこちらを向くことなくPCをカチカチしながら「あー…今日はもう時間切れか。PETはガンではないと思う。毎月わざわざ来てるの?じゃあとりあえず今日はステロイド吸引出しておくから来月きて」で終わりました。

なんか特に説明もされず医師と何もコミュニケーションすら取れず呼吸器内科の初診は終了しました。

よくありがち2時間待ち1分診療でした。見事に「初診の壁」の洗礼を受けました。

はぁこれで次点滴かぁ、と処置室にカルテを持っていったらいつも点滴を担当してくれる看護師さんに「まさごさん遅ーい!今日呼吸器入っとったやん(神戸方便)え?電車間に合わん?すぐにベットあけるわ」とマッハでベットを空けてくれてサフネロー点滴開始してくれました。

医療関係者の優しい言葉って嬉しい!と点滴を受けながらひとり涙にむせびそうになりました。なんだか今日はサフネローが身と心に沁みました。

そして点滴が終わったら14時。お昼ご飯も食べ損ね会計を終わらせてタクシーで駅まで戻り新大阪まで新快速で向かい冒頭の大チョピくんです。

初診って医師の人柄も分からないのですごく苦手です。ものすごく疲れました。

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呼吸器内科で処方されたのは「レルベア(画像お借りしました)」で喘息およびCOPD(慢性閉塞性肺疾患)の治療に用いる薬です。吸入ステロイド薬であるフルチカゾンフランカルボン酸エステルと、長時間作用性β2刺激薬のビランテロールトリフェニル酢酸塩が配合された薬剤です。

吸入ステロイド薬は気道の炎症を抑えて発作を予防する成分、β2刺激薬は気管支を拡げて息苦しさを和らげる成分です。

蓋を開けて粉薬を一日一回吸引します。吸引後はこの粉が口腔内カンジタ症を引き起こしやすいのでうがい必須です←これ重要!

即効性がない薬でこの記事を書いている時でちょうど1カ月使っているのですが効いているのか全く分からず痰も相変わらずゼロぜロです。

大腸カメラも田辺市内で受けたのでこちらは別途記事にします。結論から言うとPETが光っていたものの大腸がんではなく一安心です。

そして、8月は5週目があるので恐怖のサフネロー切れの1週間があります(サフネローは基本4週間に1回投与だが高額のため1カ月に1回しか保険が通らないので、同月に5週目がある月は翌月投与になる)。今まさにその期間でだるくてめっちゃしんどいです。免疫内科主治医も「最近3週目くらいでサフネロー切れてきたのが分かるという患者さんが増えてきた。論文データ的にはそんなことないんけど体感的にみんな3週目位からしんどくなるみたいやね」とのこと。サフネロー点滴患者みんなが感じるところは一緒でよかったです。

こういった他愛無い雑談をしてくれる免疫内科の先生が神に見えます。私の【推し】一番の先生です。

ということで、8月は人間ドックの結果に振り回され、苦手な初診の壁にぶつかり、免疫内科の主治医が神にみえた1カ月でした。次回は9月通院分と大腸カメラについて記載予定です。

同じ治療を受けている方の少しでも参考になれば幸いです。

 

 

蝉の声もかわり

お盆を過ぎたあたりから鳴いている蝉の鳴き声が変わってきましたね。

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狂暴なまでに煩い「The 真夏」のワシワシワシと圧を感じるような鳴き方をするクマゼミ、油を炒めるような「ジリジリジリ」のアブラゼミがあまり聞こえなくなり、かわりに「ミーンミンミー」のミンミンゼミが混じってきました。

少し山間に行くとツクツクボウシやヒグラシも鳴き始めているようです。

ヒグラシは夏の終わりの夕暮れに鳴く事から「日暮らし」と名付けられたそうです。暑さが和らいだ夕暮れ時に「カナカナカナ」と高く美しい音色で鳴くヒグラシを耳にすると、何とも言えない郷愁というか寂しさがあって風情を感じますね。

他の蝉は苦手ですがヒグラシは大好きです。

今年は10月までは暑さが続くそうでまた秋があっという間に終わりそうです。

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まさご歯科は今年はお盆ど真ん中は診察し時期をずらして夏期休みにしていました。

歯科衛生士の稲住は沖縄に行ってきたとの事。本島をレンタカーで回ってきたみたいです。私の大好きな「ちんすこう」をお土産に買ってきてくれました。ありがとうね!

私も独身の頃は沖縄にダイビングに行くのが好きで、沖縄本島は制覇しそれに飽き足らず石垣島やその周りの離島まで全部制覇しました。当時離島は今のように宿が完備されておらず民家にお邪魔して泊まる感じでバックパッカーの方と相部屋、毎晩サンシンと泡盛で宴会でした。楽しかったですが若いうちだからできた旅だと思います。

若いうちはいろいろ旅行して思い出をたくさん作っておきましょうね。40代過ぎると身体がしんどくて億劫になってくるので(苦笑)

若いっていいなぁ!と古里や稲住を見て感じます。戻れるなら私ももう一度20代を楽しみたいくらいです。

まさご家は夏期休みに滋賀へ蕎麦を食べに行ってきました。

滋賀名産のお土産って「へしこ」とかなんか渋い物しかないので、滋賀観光大使・TMrevolution西川貴教さんパッケージのお菓子を買ってきました(笑)

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西川貴教さんって消臭力のイメージが強いですね。

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若い頃は細くて中性的な男性というイメージだったのですが、今はゴリゴリマッチョですね。ライブで倒れてから身体を鍛え始めたそうなんですが個人的には細い時が好きです(笑)※西川さん画像2枚お借りしました

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西川さんは琵琶湖のゴミ拾いをしたり、イナズマロックフェス(滋賀の滋の字が稲妻に見えるから、らしいです)を主催したり、京都滋賀では超有名スーパーマーケット平和堂の店内BGMを快く引き受けたりと滋賀ではとてもメジャーな西川さん。個人的に知事よりも滋賀に貢献してるなぁと感じます。トークも面白くて好きですよ。

…と西川さんの話題で終わってしまいましたが、また次週にでも滋賀のおでかけレポ書きますね。

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診療所です。

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8月に入社した歯科助手龍見も順調に指導が進んでいます。歯科は覚えることがたくさんあるので大変ですが頑張って下さい!

後方支援組の私もこの夏は事務仕事が満載で、顧問税理士&労務士のT先生と打合せやらハローワークに手続きやら新聞会社との打ち合わせ、ホームページ書き換えなど目が回りそうです。

うちは主人が臨床、私が事務もろもろを担当しているので何とか回っています。とくにスタッフの寺尾が医院の対外的な事務や労務を取り仕切ってくれているので安心して他の事務作業ができます。優秀な寺尾に助けてもらっています。いつもありがとう!

事務方もバタバタですが、もちろん診療所もお盆明けから特に予約が混み合っていて大変です。

当院は口腔外科専門となりますので、虫歯や入れ歯、ケガ以外の小児歯科、各種歯科検診は基本的に新規で受付は行っておりません。手術優先予約となっております。お問合せ内容によっては近隣の一般歯科への受診をお願いする場合がございます。何卒ご理解ご協力の程お願いします。

今週も混み合いますがスタッフ一同頑張りますのでよろしくお願いします。

2024年8月18日 (日)

【スタッフコラム】今週の担当:古里

欲心

お盆休みはみなさんいかがお過ごしでしょうか。私は一日中クーラーを付け、お家でのんびり過ごしています。

先月、桃山町に『あら川の桃』を買いに行きました。

近場でも手に入るのにと思った方も多いでしょう(笑)

遡る事去年、紀の川市のたまたま寄ったスーパーで桃がこちらで売られている値段よりはるかに安く手に入ることを知り、桃が好きな私は桃をたくさん食べる為には、紀の川市まで買いに行かなければならない。という欲心?が事の始まりです。

直売所がオープンする前に着きましたが、既に行列ができ整理券を獲得しないと買えない直売所もありました。

桃が売り切れないか心配して並びましたが無事買えました。古里の欲心、1時間ほどで終了しました(笑)

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その後、桃を1〜1.5個使用したかき氷を食べました。食べても食べても桃がゴロゴロ出てきてもう幸でした。

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暑さも和らぎ大満足で終わりを迎えたはずの古里の欲心。しかし、まだ欲心がありそれが去年食べられなかった桃パフェ。

どうしても食べたくてリベンジを果たしに行きました。

が、なんと売り切れ。いや〜、欲張ってしまいましたね。去年も食べられなかったので、もう悔しくて桃の期間が終わるまでに、なんとしてでも食べたいと思い先週、予約して食べに行ってきました(笑)

 

三度目の正直でようやく食べれた桃パフェ。

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写真じゃ分かりにくいですが、下層にある黒沢牧場さんの『ミルクソフト』と十穀シリアルが非常にマッチし、甘ったるくもなくすっきりと食べれたのでとても美味しかったです。幸せ噛み締めましたね。

意外と十穀シリアルが美味しかったので買って帰りました。お家でもアイスにかけて楽しみたいと思います。

ちなみに桃パフェを食べた後は桃を買いに行きました⭐︎

と、古里の欲心は完全に幕を閉じ桃に溺れた夏でした。

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以上、古里のコメントでした。あら川の桃への執念を感じました(笑)古里の文章はなんとなく文学的で好きです。

2024年8月17日 (土)

津呂お誕生日おめでとう!

紀南地区の土手などにこの花が咲きだすと夏も折り返しかなという感じです。

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タカサゴユリです。

台湾原産で大正12年に観賞用で日本に入ってきました。その美しい見た目とは裏腹に繁殖力が雑草並みに強くあっという間に野生化して全国で見られるようになったそうです。

植えたつもりがないのにユリが生えてきた、と言う場合はほとんどがタカサゴユリだそうです。カサブランカのような強い香りではなく淡い香りです。

タカサゴユリの花言葉は「純真」「無垢」。真っ白でそのスッとした姿から連想される花言葉です。「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」と美人を表わす言葉にもユリは使われますね。

夏の中盤から初秋にかけて咲くタカサゴユリ。酷暑でも異常気象でも草花はちゃんと時期を守って咲き始めますね。人間だけが自然に対応できていないのかもしれません。

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スタッフの津呂が誕生日でした。

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今年のプレゼントは防災セットなので喜んでもらえました。先般の地震以前にプレゼント用に購入していたので手に入りましたが今は値上がりしているうえに売切れ状態です。娘さんが欲しがっていたそうなので喜んでもらえてよかったです。

津呂さんお誕生日おめでとう!良い一年になりますように。

8月いっぱいで退職の津呂。「なんかあと少しって感じがしないね、寂しくなるね」と古里と一緒に話をしていると津呂本人も「辞める感じがしない」とのこと。退職後はご主人の飲食店の手伝いをするそうなのでみんなで食べに行けたらと思います。

あと残り少しですが勤務頑張って下さい!

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診療所です。

8月中は特に学生さんの手術が立て込んでおります。またお盆の間に親戚などが帰省してきて疲れがどっと出て急性症状で腫れたなどの救急も増えてきます。当院は口腔外科のため、手術や救急処置を専門としております。

虫歯や入れ歯、ケガ以外の小児歯科、歯科検診などの新規受付は現在行っておりません。お問合せの際に内容によっては近隣の一般歯科への受診をお願いする場合がございます。なにとぞご理解ご協力の程お願いします。

今週も混み合いますがスタッフ一同頑張りますのでよろしくお願いします。

2024年8月11日 (日)

【スタッフコラム】今週の担当:早田

おおみやのお蕎麦

連日の暑さに、体調崩されていませんか?

夏生まれなのに夏が苦手になりそうなくらい今年の夏は更に暑く感じます。

みなさんも熱中症や、最近はコロナも流行っているようなのでお体に気をつけてくださいね。

少し前のまだ梅雨が空ける前に、手打ちそば屋さんの「おおみや」さんに行ってきました。

去年の古里さんのコラムにも載せられていたので、被るところはあるのですが、県外からのお客様も多く、この日もとても賑わっていました。

種類豊富なサクサクの天ぷらと美味しいおそば、緑豊かな自然の景色に、夏の始まりを感じました。

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最近は休みの日もお家に引きこもり、平日にできなかった家事をしたり、ドラマを見たり、漫画を読んだり、寝転がってスマホをいじいじしたり…ととてもインドアな生活を送っていて、面白みのない休日を送っているので、「おおみや」さんのお蕎麦をいただいたことが、今年の唯一の夏の思い出になりそうです…(笑)

みなさんも無理のない範囲で、夏の楽しい思い出が作れますように。

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今週のお花は、千日紅とケイトウです。

先週活けていただいてたリンドウと合わせて飾らせていただきました。

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以上、早田のコメントでした。私も蕎麦おおみやさん2回ほど行ったことがあるのですが人気ですね。今年は暑すぎるのでもう我が家もお盆は自宅で放置しているマリオの続きをしようかと思っています。

2024年8月10日 (土)

新スタッフ入社しました!

今年は軒並み40度超えで日中に用事で出歩くと眩暈すらしそうな暑さです。

そんな焼けつくような太陽の陽射しが強くなるにつれ日影があるとほっとしますね。木々の緑で作られる日陰を緑蔭と言います。

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緑陰は「三夏」の季語です。旧暦で4月から6月までの3カ月は初夏、仲夏、晩夏と言いあわせて「三夏」と表現します。三夏と言わず、今は一年の半分ぐらいが暑くて夏な感じがしますね。

毎年7月24日と25日は世界遺産である闘鶏神社の例大祭「田辺まつり」が開催されます。460年の歴史があり紀州三大祭りにも数えられています。今年も両日40度を超しそうな暑さの中お祭りが開催されていました。田辺まつりの日は雨が絶対に降らないという都市伝説さえあるそうです。

各町から「おかさ」と言われる笹鉾が出されて町内を練り歩きます。ちょうど診療中に鉾が通ったので写真に収めました。

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毎年田辺まつりの時期が近くなると診療所の真裏にある会所で太鼓や小太鼓、横笛、三味線、鉦の練習の音が漏れ聞こえてきて風情を感じます。知り合いの方は祭りの時期になると血が騒いで仕事は二の次で早く鉾を引きたくなると言っていました。祭り男の血が騒ぐ、ですね。

田辺まつりが終われば、紀南にも本格的な夏がやってきます。

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8月に歯科助手の新入社員が入社しました。

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龍見さんです。よろしくお願いします。

面接の時に明るく自然に話ができて朗らかだった龍見。面接官である私と早田と寺尾の満場一致で採用となりました。

8月末に退職する津呂が1カ月引継ぎを行っています。歯科業界は初めてという事で覚えることがたくさんあり大変ですが無理せずに頑張って下さい!診察中、慣れない所も多いですが龍見を見守って頂けると幸いです。

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診療所です。

歯科衛生士の稲住が8月からオペの1アシストの担当を始めました。

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オペの1アシストは手術の流れを把握したうえで執刀医との呼吸やリズム・癖を把握して手術をスムーズに進められるよう司令塔であるのと、2アシストや器具出し・外回りのスタッフなどの動きを確認しながら指示出しをしたりする役割です。

先輩歯科衛生士の古里に教えてもらいながら頑張ってます!教える古里も教える側から見えるものがあると思います。

まずは経験です。数をこなして先生や周りのスタッフと呼吸を合わせていけるようにしましょう!頑張って!

開業して18年、頑張ってくれた診察台がちょっと疲れが出てきていて故障が多くなってきました。

うちはオサダという機種を使っているのですが、この秋にフルモデルチェンジだそうでそのタイミングで買い替えを検討中です。

大坂のオサダショールームまで実機を見に行かないといけないのですが…暑くてなかなか重い腰があがらず(苦笑)でも受注生産で注文してから納品まで2~3か月かかるというので8月中には見に行かないといけません。

またショールームの模様はこちらでレポートいたします。

夏休みという事でお子様や帰省している大学生の方などの親知らずの抜歯や腫瘍摘出手術などが混み合ってきました。現在、当院では口腔外科という事もあり手術中心の予約体制をとっています。

大変申し訳ないのですが、虫歯や入れ歯、ケガ以外の小児歯科全般、歯科検診全般に関しましては新規受付を行っておりません。お問合せの内容によっては近隣の一般歯科への受診をお願いすることがございますが何卒ご理解ご協力の程お願いします。

ホームページを更新しております。こちらに夏季休診のお知らせや新しいスタッフの紹介など情報変更しております。

今週も混み合いますがスタッフ一同頑張りますのでよろしくお願いします。

2024年8月 4日 (日)

【スタッフコラム】今週の担当:津呂

夏休み

 あっという間に8月に入りました。

毎日暑い日が続いていますね。まだまだこれからが夏本番。

夏バテしないように気をつけながら、残り1ヶ月の夏休み、子どもたちに思い出を作ってあげれるよう計画を立てて楽しみたいと思います。

 先日、美味しいと評判を聞いて気になっていた、白浜にある『白安』さんのかき氷を食べに行きました。

 私が行った時間帯は、ちょうどタイミング良く待ち時間無しで店内に入ることができたのですが、その後からお客さんが沢山いらっしゃり、行列になっていました。

 今回オーダーしたのが、『メロン』と『黒糖きなこミルク』の2種類。

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赤肉メロンの果肉入り手作りシロップが優しい甘さで、メロン好きな娘も喜んで食べていました。(写真はメロン味です)

 きなこミルクの方も、きなこと黒蜜の甘さが絶妙で、美味しくいただきました。

他にも美味しそうな種類のかき氷が沢山あったので、また近々行ってみたいと思います。

ボリュームたっぷりの見た目ですが、ふわふわで軽い口溶けの氷だったので、軽く完食することができました。

今の時期は色んなお店独自のカキ氷が食べられるので、食べ比べしてみるのも楽しいですね。

 その後は涼を求めて日置川へ。

川の水も綺麗で、人が少なく、流れも穏やかなので、お子様連れにもオススメです。

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虫の声と川の流れる音に癒されました。

 今回で私の担当コラムが最後になります。

以前、いくみ先生のコラムにも書いていただいていたように今月末で退職することになりました。

入社時は歯科の知識も全く無く、ゼロからのスタートでしたが、先生、いくみ先生、スタッフの皆さんに温かく支えて頂きながら、ここまで続けることができました。

患者様にも迷惑をおかけすることも多々ありましたが、皆様に本当に優しく接していただき、感謝しております。

治療以外でプライベートなことなども、お話しさせていただく方も多く、とても楽しかったです。

皆様にお会いできなくなるのは、寂しいですが、またどこかでお会いした際には、お声がけして貰えたら嬉しいです。

3年半の間、沢山お世話になり本当にありがとうございました。

8月末まで残り僅かですが、引き続き誠意を持って勤めさせていただきますので、どうぞ宜しくお願いいたします。

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今週のお花は、リンドウです。

鮮やかな青色の花が涼しげですね。

まさご歯科で働き始めてから、お花を生ける機会が増え、飾られているお花で四季を感じられるようになりました。勉強不足な所もあったかと思いますが、良い経験をさせていただきました。ありがとうございました。

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以上、津呂のコメントでした。津呂はとても大人な対応で医院で頼れる存在だったので退職がとても残念です。あっという間の3年半でした。新しい人生、頑張って下さいね!またみんなで津呂さんの所に遊びに行けたらと思っています!

2024年8月 3日 (土)

SLE治療薬サフネロー 14回目 ステロイド離脱後に現れしもの

膠原病の難病「全身性エリテマトーデス(略してSLE)」の新薬「サフネロー」点滴の治療記録です。

興味のない方は飛ばして下さい。

「サフネロー」の治療に関する患者目線のSNSが少ないので私の治療記録を記載します。今後同じ治療を受ける方の参考になれば幸いです。

過去の記事は SLE通院日記・サフネロー というカテゴリーを作っていますのでそちらに記事が入っています。

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※2024年7月に受けたサフネローの事を書いております。

早いものでサフネローの点滴を受けるのも14回目となりました。

新大阪駅の向かいのダイキンの広告看板の温度計は15時の時点で34℃でした。

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ちょうどこの画像通りです(画像お借りしました)

ホームで息をするのもしんどいくらいの暑さと湿度です。

新大阪から紀南地方への唯一の交通手段である「特急くろしお」が発車するホームはこの看板がよく見える場所にあり、余計に暑さを感じさせてくれます。

このダイキンの温度計は「空気看板 大チョピくん」と言うそうです。電光掲示板の大チョピくんは気温によってメッセージを伝えてくれるのですが、たまにレアがあるらしくレインボーだったりサンタ姿だったり花粉が多くてマスクをしていたりとのこと。

日陰に入っても殺人光線のように降り刺さってくる日光に体力も気力も奪われ「特急くろしお」が来るのを待っています。

この夏の通院が死ぬほど苦手です。

私が通っている某総合病院は微妙に最寄駅から遠く、日差しを遮るビルもない歩道を結構歩かないといけません。駅から病院につく頃には全身汗だく、そして病院内は妙に空調が効いていてこの寒冷差が余計にだるさを増強します。

本日のお品書きは①採血②眼科③神経内科④免疫内科⑤サフネローです。

眼科と神経内科はいつもルーティンの問診と投薬のみなので特に変わりなし。で、本丸の免疫内科です。

前回からステロイド0になったのですが、それからとっても肘の関節が痛い、朝起きた時の手のこわばりが酷い、手の指の関節がうずく、怠いなどの症状が出てきました。

そしてここ何か月か痰が絡まりやすかったのが本格的に痰が絡むようになり呼吸をするとぜーぜー、少し動くと息切れ、お風呂に入るだけで疲れて動けなくなる…となんか明らかに身体の調子が悪くなってます。

夏バテ?それともステロイドが切れた離脱症状?

やっと順番待ちの末に出会えたラスボス免疫内科の主治医に上記の旨を伝えると、次回関節エコーと呼吸器内科の受診になりました。

「ステロイド切れたから痰とか出だしたかな。内服のステロイドはもう出したくないので呼吸器の先生にステロイド吸引でだしてもらおう。指の関節も腫れてきたね。この夏の時期みんなどこかしら増悪してくるんだー」とラスボス主治医。

そういえば、私の前の患者さんもその前の患者さんも「口が乾く」というのを訴えて処置室で唾液量を測る検査の指示を出されてました。

「口が乾く主訴多いんですねー。私もシェーグレン症候群あるから口カラカラですよ」

「あ、夏場は特に多いんよ。唾液分泌薬の内服出すと滝汗の副作用すごくてクレームくるし、あんまり効かないしねー。マジ困るんよ口の乾き」

「うちも更年期や膠原病の口の乾き主訴の方多いんで『これといって治療方法ないから対処療法しかない』と説明して、どうしてもなんかしてほしい方には口腔内保湿剤だしてますよ」

「おお、ここにそういえばプロがいた(笑)なんか口腔外科で指導に使ってる資料ないかな?まさごさんは実際ぶっちゃけ口の乾きどう?」

「私、めっちゃ口乾きますよ。口乾いて味覚異常もでるし乾燥して口角も切れるしさんざんです。だから自分で唾液分泌内服やら口腔保湿剤やらなにやら全部試してみたけど今一つぱっと効かないから、もう水筒持ち歩いてチビチビ物理的に緑茶を飲んで潤してますよ。緑茶だと口腔内の菌の発生も抑えられるし。私は患者さんにはもう何もあんまり効かないから諦めて物理的に水分補給して潤わせてと指導してます」

「そっか、良いこと聞いた!口腔外科に聞きたいと思いつつだったから助かったわ!」

とラスボス主治医に喜んでいただけました。私が使っている指導資料やら口腔保湿剤のパンフレットが欲しいとの事で次回通院の際に情報提供したいと思います。ラスボス主治医の役に立てて嬉しいです。他科との連携って大切ですよね。

…と他の話題で盛り上がってしまい、自分の体調不良をアピールするのを忘れてしまいました。

そんな訳で次回から呼吸器内科までプラスされてきました。ラスボス主治医が呼吸器内科初診医宛に院内カルテで紹介状を出してくれたので帰りに呼吸器内科に予約を取りに行ってと言われました。

私の通っている病院は敷地内に増設を繰り返し外来は迷路化しています。特に呼吸器内科は増設増設の最果ての地に新設されているので迷子になりながら呼吸器内科受付にたどり着きました。

ガチ混みの待合室、待ちすぎてすでに仮死状態のような患者さん達…呼吸器内科も待ち時間マックスの厳しい試合になりそうな予感です。

ちょうど次回免疫内科の後に初診の予約が取れました。

あ、今日の一番大事なサフネロー!

こちらも処置室劇混みで待ちに待って呼ばれました。今日は長時間かかる化学療法の方のベットしか空きがないとの事でいつもより広めのベットで快適でした。今回は点滴してもあまり効いた感がしなかったです。

やっと会計を終わらせて病院を出たら朝イチに行ったはずなのにもう昼をとっくに越えてました。帰りの電車の時間ギリギリ。

カンカンな日差しの中を歩く気力はなくタクシーで駅までと思ったら、みんな思う所は一緒みたいでタクシー乗り場大渋滞。今は病院前の配車は少ないらしく「おねえちゃんは若いんやから駅まで歩いたら」と後ろのご年配の方たちからの痛い視線を感じながら(私も日光過敏だし病気なんよ!)とやっときたタクシーに乗り込みました。

タクシーの運転手さんに「今は待ってもなかなか来ないから若い方なら配車アプリ使って予約したらいいよ」と教えてもらいました。都会はもう流しのタクシー少ないのね。田舎にいると都会の最近が分からない浦島太郎です。

で、冒頭の「大チョビくん」です。神戸から新大阪まで出て、そこから2時間半かけて田辺へ帰ります。

もう通院が丸一日かかりになるので本当に疲れます。

と、萎えていた所に追い打ちをかけて人間ドックで肺と大腸と乳腺、ひっかかりました。

弱り目に祟り目はこのことです。一番暑い苦手な時期にいろいろまた検査や通院が増えそうで萎え萎えで次回受診を迎えます。

次回は新入り呼吸器内科の模様を併せてお伝えします。

同じ治療中の方の何かのお役に立てれば幸いです。

保健指導の手作りPOPの有効性

茶道のお稽古に行くと帰りに季節のお花を頂く事が多いです。

先生のご自宅の庭に咲いている茶花です。

茶花は豪華さはないですが野に咲く素朴な感じが良いですね。頂いたお花は診療所でスタッフ達が生ける練習をして飾っています。田辺は紀州徳川藩のお膝元なので表千家の茶道を習っている方が多く「あら、珍しい茶花」とお声かけを頂いたりと好評です。

この時期は桔梗を頂いています。

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桔梗は中国で「キチコウ」と呼ばれ漢方の原材料である生薬として使用されており、「キチコウ」が変化し「キキョウ」と呼ばれるようになったらしいです。

桔梗は古くから日本人に愛されており、明智光秀と坂本龍馬の家の家紋にも使われている歴史ある植物です。

桔梗の花言葉にはいわくつきなのをご存じですか?

その昔、戦争に出兵した夫を10年待ち続けた妻がいました。夫が戦争から帰ってきた日にたまたま妻が他の男性の食事の準備をしている所を目撃し「もう別の男と結婚したんだな」と勘違いをします。疑われた妻は身の潔白を証明するために自害してしまいました。夫はそのことを後悔し妻の後を追って自らも命を絶ちました。

一途に夫を待ち続けた妻の象徴として「永遠の愛」や「誠実」という花言葉がついたと言われています。

凛とした品格を持つ桔梗の花によく合う花言葉ですね。

まだまだ真夏ですが秋の七草にも入る桔梗で少しでも涼を感じて頂けたら幸いです。

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うちの医院では歯科衛生士の古里と稲住が自分の勉強を兼ねて診察台の横に患者指導用のPOPを作っています。

こういった患者指導資料を作る事を「保健指導」と言い医療系の勉強科目の中でもとても重要です。

私は毎月持病のため神戸の大き目の某総合病院に通院しているのですが、そこでも色んな科の外来看護師さん達が自分の科の患者向けにPOPを作って掲示しています。

たまたま糖尿病内科の外来を通りかかったら派手な指導POPが作って貼られていたので興味を持ちました。

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糖尿病とは?からはじまり

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どの飲料が糖分が多いかのめっちゃ立体的なPOP!(看護師さんが頑張って飲んで作ったと思われる)

角砂糖が実際の飲料に入っている量が分かりやすいですね。ファンタとカルピス恐るべし!

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そしてこの時期食べたくなるアイスクリームまで。

私はチョコモナカジャンボと自分へのご褒美用にたまにハーゲンダッツを食べるので砂糖の量を見てちょっと食べるの控えようかなぁなんて思ったり。

うちの医院にも栄養士の寺尾が在籍しているのでこのあたりの情報は詳しいですよ!

文字だけの説明よりどどーんと実物を貼り付ける大胆系のPOPって目につくし啓蒙になりますよね。

ここの病院はたぶん外来師長さんが看護師さんにPOPを作れと指導しているのか、結構各科の掲示板や廊下に手作りPOPが季節ごとに作られてます。

もう10年以上こちらの病院に受診しているのですが、この季節ごとに替わる各科独特(やっぱりその科の看護師さんの個性が出る)の手作りPOPを見て歩くのが好きです。

というわけで、意外と患者目線からすると製薬会社の既製品的なパンフレットよりも手作りしているPOPの温かみと言うか伝えたい気持ちが伝わってきて啓発に一役買っているなと感じます。

そんなわけで、私はうちの医院に入職した歯科衛生士たちには院内新聞で毎月テーマを決めて勉強を兼ねてレポート的な記事を書かせたり、待ち時間の間に診察台で手に取れるPOPを作らせたりしています。

古里も稲住も自発的にPOPを作って毎月入れ替えています。こういったちょっとした勉強の積み重ねって何年かしたら知識として積み重なっていて良かったと感じてもらえる時が来ます。日々の臨床の忙しさに流されずこうやって自主的に勉強して患者さんに還元するという習慣をふたりにはつけてもらい、口腔外科の歯科衛生士はやっぱりよく勉強しているなと思ってもらるようになったら嬉しいです。

ふたりとも立派な歯科衛生士に育ってほしいと私も微力ながら指導していきたいと思います。

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診療所です。

当院のお盆休みは8月15日(木)~19日(月)までです。

特にお盆の13日14日は救急指定病院に指定されています。そちらの問合せで緊急度が高い場合、救急の治療を優先することがあります。

夏休みはもうキャパオーバーなくらいの予約の混み具合になっております。適正人数以上の診察は医療事故の原因となりますので緊急や手術以外のお問合せに関してはお近くの一般小児歯科への受診をお願いしております。ご迷惑をおかけしますが何卒ご理解の程お願いします。

今週も混み合いますがスタッフ一同頑張りますのでよろしくお願いします。

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