SLE治療薬サフネロー 26回目、27回目、28回目 冠攣縮性狭心症と橋本病が仲間入り
膠原病の難病「全身性エリテマトーデス(略してSLE)」の新薬「サフネロー」点滴の治療記録です。
興味のない方は飛ばして下さい。
「サフネロー」の治療に関する患者目線のSNSが少ないので私の治療記録を記載します。今後同じ治療を受ける方の参考になれば幸いです。
過去の記事は SLE通院日記・サフネロー というカテゴリーを作っていますのでそちらに記事が入っています。
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※2025年8月、9月、10月に受けた免疫内科受診の事を書いております。
通院日記が体調不良のため滞ってしまってすみません。
この夏場にガクッとあれこれ症状がでてしまい更新できる気力や体力が残っておりませんでした。今も何とか気力を振り絞ってコラムを更新している状態ですが、この日記は私は今点滴受けて何回目なのかを自分でも把握するためにカウントしているので今回の日記は簡単ではありますがどんな状況でどんな検査を受けたか等を記載していきます。
◆8月受診
8月の通院メニューは①採血採尿②眼科③循環器内科④神経内科⑤免疫内科⑥精神科⑦サフネロー点滴。狭心症と思われる発作の回数が多くなり9月に冠動脈造影CTをすることになりました。あとのいつもの科は変わりなく、でした。
この日は診察が劇押しで時間ギリギリ電車飛び乗りだったので新大阪の大チョピ君を撮影できず。気温は38度でした。暑くて死にそうでした。
8月は和歌山県の難病公費の更新時期。毎年夏のこの一番暑い時に日光過敏症のSLE患者はヒーヒー言いながら病院に診断書を出しに行ったり市役所に書類をもらいに行ったり保健所に行ったりで命を削られそうになります。今年も瀕死になりつつ更新手続き行ってきました。保健所の更新窓口の待合ソファーは暑さでバテこんで死にかけな難病もちの方で埋まってました。みなさんお疲れ様です。
◆9月受診
恒例の新大阪駅のダイキンの大チョピ君は30度でした。まだまだ9月は35度以上の日が多い中ちょうど通院日は台風一過の後で奇跡的に涼しくて本当に助かりました。
夏前あたりから胸の痛みが頻回になり循環器内科から冠動脈造影CTの指示が出ていました。
冠動脈造影CTとは、冠動脈の状況や心臓の全体像を評価するための検査です。造影剤を使うことで血管の状態や病変部の血流を詳しく観察できます。検査の当日朝に脈拍が遅くなる貼り薬を張って病院へ。検査は30分ほどかかり、検査後30分安静で終了です。診断は来月以降とのこと。
CT前面にバイタルモニター(心電図や血圧脈拍)が大きく表示されており右腕側に造影剤を入れるための輸液ポンプがついています。
なんでもある「イラストや」にイラストあるかなーと思ったらさすがにこれはありませんでした。イメージ写真はコチラ(お借りしました)
私は持病で喘息があるため放射線科の医師立ち合いで検査でした。
右腕にヨード系の造影剤を注入するためのルートが取られ心電図などが貼り付けられました。心臓の状況がよく分かるように右手にルートをとったまま写真のようにバンザイをしてCTに入ります。
「では造影剤入ります」で薬液が体内に入った瞬間、各血管がかーっと熱くなりました。今までに味わったことのない血管の管に熱湯を注がれた感じで気持ちが悪いです。
造影剤を投与しながらバンザイで30分で撮影終了。看護師さんに「気分悪くない?」と何度も聞かれ30分安静で帰る前も「遅延性で造影剤アレルギー出る方いるから何かあったら夜間でも早朝でもいいので代表電話に連絡して」と念を押されました。
この検査の翌日にいつものルーティン科の受診。本日のお品書きは①採血採尿②循環器内科③神経内科④免疫内科⑤サフネロー点滴。
循環器は昨日冠動脈造影CTしたけど、放射線科の先生に診断を回すので結果は来月とのこと。9月は胸の痛みが結構ひどかったので前回貰っていた頓服のニトロは使い切ってしまったので処方してもらいました。
神経内科は相変わらず四肢のしびれが酷いのですがとりあえずしばらくこの処方でとのこと。
免疫内科では、最近夏バテなのかもう何もかもやる気が出ない、体がだるいという話をしていると主治医が「そういえば人間ドックの結果で甲状腺ホルモン低下があったから橋本病かも」と。次回採血の時に検査してチラージン出すよ、と簡単な世間話。免疫内科の主治医は優しいので大好きです。
でサフネロー点滴で終了でした。
が、昨日の造影剤検査から何だか身体がだるい。起きているのもしんどいくらいだるいんです。通院疲れかなと思っていたんですが質の違うだるさ。しばらく寝込むくらいでした。
◆10月通院
恒例の新大阪駅のダイキンの大チョピ君は26度でした。この日の大チョピ君は万博を意識してかミャクミャクカラーだったり大阪名物たこ焼き色だったりヒョウ柄でした。
ちょうど上手く取れたのがヒョウ柄だけだったので残念!いろんな大チョピ君にちょっと癒された検査帰りでした。
今日のお品書きは①採血採尿②循環器内科③神経内科④免疫内科⑤精神科⑥サフネロー点滴。
スターターは循環器内科。前回冠動脈造影CTを受けて大きな血管3本の狭窄は認められなかったので冠攣縮性狭心症と診断がつきました。
冠攣縮性狭心症とは、心臓の筋肉に酸素と栄養を供給する冠動脈が突然異常収縮して起こる心臓の病気で、主に夜から朝方にかけて出現する一時的な胸の痛みが特徴ですが、進行すると急性心筋梗塞や突然死を引き起こす恐れもあるそうです。
症状は漠然とした胸の痛みが特徴です。圧迫感、締め付けられるような感じ、詰まるような感じで痛みは徐々に強くなって数分から10分程度続きます。放散痛と言って左肩や左手、顎などに痛みを感じることもあります。
歯科でも奥歯が痛い、顎が痛いという場合に実は虫歯ではなく心臓だったというのは隠れ「あるある」です。
確定診断がついてよかったです。循環器内科の主治医曰く「タバコも吸わないし肥満もないからストレスからです」と言われました。薬物療法開始でカルシウム拮抗薬と継続してニトロが処方されました。
私がSLEを発症したのも知らない土地での開業のストレスからでした。ここ1年ほど愛猫が亡くなったり診療所の人事関連などでずっとバタバタしていたので疲れが出たのかなと思います。
もう身体が無理が効かないよと警告してるんだろうなと。
で、循環器内科の主治医が薬を処方するにあたって主たる疾患である免疫内科の電子カルテを確認していたら『橋本病疑い、次回チラージン処方予定』と書かれているのを見て「えー!まさごさん橋本疑いなん?造影剤した後大丈夫やった?」と。造影剤が入った後半月位身体がだるくて死にそうでした、と伝えると造影剤のヨードによるアレルギー反応でした。橋本病はヨード禁忌。それでだるさが酷かったと判明。次回から検査の時注意するとのことでした。
神経内科も特に状況変わらずなので次回あたり薬変更しようかなとのこと。精神科は更年期の気分の落ち込みとペットロスで漢方薬がでました。精神科の先生はなんだか面白い先生で雑談が楽しいです。
で本丸の免疫内科。冠動脈造影CTのヨードでアレルギー出たというと橋本病はヨード禁忌だからそれでやね、とのこと。先生の受け持ちで私と同年代の女性のSLE患者さんで「もう何をしても元気が出ないんです」と悩んでいる方に検査をしたら橋本病でチラージンを出したら少し元気が出たらしいので私も今回から一番配合量の少ないチラージンから処方になりました。
飲み始めて今で半月ですが、効いているような効いていないような?そんな感じです。血液検査の結果や本人の自覚症状で配合量を増やしていくとのこと。
そしてサフネロー点滴。今回は回る科が多かったのでベットに横に慣れるのがありがたいです。
会計が済んだのが電車ギリギリ時間。お昼ご飯食べ損ねで急いで特急くろしおに乗り込みます。もう息も絶え絶え。こんなに通院ってしんどかったかなと思うくらい身体がこの夏で衰えた感がします。
無理をしないように気を付けたいと思います。
そんなわけで3か月治療日記を書けずでずっと気になっておりました。この3か月の間に心臓と甲状腺も持病に加わってしまいあれやこれやもう病気がいっぱい過ぎてよく分からない状態です。
ノーベル賞受賞された方の研究がまさに私の病気なので今後特効薬に期待しています。
というわけで、次回は①採血採尿②循環器内科③眼科④神経内科⑤免疫内科⑥サフネロー点滴です。
同じ病気の方の何か参考になれば幸いです。












